研究開発課題8

地域共創社会を育む
空間デザイン
食にまつわる空間としては主に、生産、加工、販売、消費、に大別されるが、食のグローバル化、気候変動などによりそれらの空間の様相は大きく変化してきている。食の空間は、地域の地理的、歴史的、文化的な側面等から独自に形成されてきたものである。本来一連の文脈として繋がりを持っていたこれらの空間は個別に切り離され、消費者が生産地を知らない「知の分断」、生産と加工、サービスが環境情報や地域の情報を共有していない「産業活動の分断」、情報を共有し共に活動する人材が分散している「コミュニティの分断」が発生している。 人々にとって重要な食資源の確保を踏まえ、自然環境の変化に伴い、食を生み出す環境が大きく変わりつつある今、気候変動に適応した食の生産と消費のありかたを見直すことが喫緊の課題である。そこで近年、食文化研究の一つのキーワードとなっている「フードスケープ(food scape)」の概念に着目し、過去から現在までの食とその物的環境の記録、分析、評価を通し、分断の解消或いは新たな繋がりとなる空間デザインの下、コミュニティ形成を行い、美食地政学の概念に基づく新たなフードスケープの創出を目指す。
研究開発課題リーダー

Kasane YUASA
研究開発課題リーダー・研究開発責任者
千葉大学大学院工学研究院建築学コース 助教
2007~2014年株式会社NTTファシリティーズ、2019年千葉大学大学院園芸学研究科博士後期課程修了。博士(学術)、一級建築士。専門は建築計画、ランドスケープ計画、公共施設・公共空間のマネジメント。主に社会的包摂のまちづくりに向けた公共空間のマネジメントについて、研究・実践を行っている。
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- 大学大学 大学院::研究科 教授
あいうえおかきくけこ







