東北大学COI-NEXT合同シンポジウム2024を開催しました

2024年10月10日(木曜)東北大学大学院環境科学研究科本館2階 大講義室(宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)において、東北大学COI-NEXT合同シンポジウム2024を開催し、オンラインを含め213名の方に参加いただきました。

第1部では、東北大学のCOI-NEXTの3つの拠点について、各拠点リーダーからプロジェクトの概要や取り組みなどを発表し、ポスターセッション+コーヒーブレイクの時間には、「みえる」からはじまる、人のつながりと自己実現を支えるエンパワーメント社会共創拠点による、論文に基づいたレシピで作った軽食のコーナーを設けました。

第2部では、「自然、食、健康の3つの視点でウェルビーイングと持続可能性の未来を語る」と題し、各拠点のプロジェクトリーダーと参画機関の関係者によるパネルディスカッションを行いました。本拠点の参画機関からは株式会社志摩スペイン村の粕本源秀 専務取締役にご登壇いただき、生産・流通の現場と消費者との意識の差が課題であり、食を通じたネットワークの形成や行動変容がウェルビーイングにつながる事などをお話しいただきました。

シンポジウム後の意見交換会では、魚と人の未来を考える魚食屋、サカナノミライの魚谷浩 オーナーと、一般社団法人はまのねの亀山貴一 代表理事のご協力により、低利用食材を使った料理をご準備いただき、参加者の皆さんと、美味しいけれど普段あまり見る事のない食材、使う事のない食材を味わいながら、意見を交わしました。