東北大学において美食地政学講座「企業の取り組みから考える 美食地政学に基づくサプライチェーン」を実施しました
2025年2月27日(木曜)東北大学大学院環境科学研究科 本館3階 大会議室において美食地政学講座「企業の取り組みから考える 美食地政学に基づくサプライチェーン」を開催し、65名の方に参加いただきました。


基調講演では、ハウス食品グループ本社株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 サステナビリティ推進部の南俊哉 部長に、「ハウス食品グループにおけるサステナビリティの取り組み」と言うテーマで、限りある資源を活かす取り組み事例や、CO2・廃棄物・プラスチックなどの削減に向けた取り組み事例などについて、ご講演いただきました。参加者の皆さんを交えたワークショップでは、地域の低利用資源についての特徴や課題などの情報を共有しながら、利活用に向けたアイデアを出し合いました。様々なアイデアを取り入れる事により、企業と連携した取り組みがどのように展開できるかなど、今後の可能性についても話し合いました。



情報交換会は会場を1階の共用スペース「食ラボ」へ移し、ハウス食品におけるフードロスなどの課題解決を考えた製品開発について、研究所の皆様からお話いただき、新商品の開発や製造の過程で出る端材を活用したカレーをご提供いただきました。株式会社佐勇様からは、廃棄されることが多いと言われている経産豚を使った、フランスの伝統的な料理「パテ・ド・カンパーニュ」や海老の殻や魚のアラを使ったスープをご提供いただきました。
